ロンドンフィル&辻井伸行

10/11@上野 東京文化会館大ホール

自分にとってロンドンフィルはクラシックだけでなく、ドラクエのサントラでも馴染みのあるオケだった。はじめてのライブ鑑賞ということもあり、とてもとても楽しみにしていた。

聴いてみた感想を一言でいうと信頼感と壮大感。指揮者のユロフスキへの信頼感がオケ全体の一体感を生み、絶妙なハーモニーを奏でて壮大な世界観を表現していた。冒頭のマイスタージンガーこそ控え目に感じたが、チャイコの5番の後半、そしてアンコールのエフゲニーオネーギンのポロネーズは本当に素晴らしかった。丁寧な演奏もできるのだけど、大胆に演奏する方がいいオケだなと思った。

辻井伸行さんとのラフ2は、もちろんよかったがお互いに探っていた感があり、少し控えめだった。辻井さんの以前のラフ2より、丁寧だが、少し迫力に欠けた気もした。でも、辻井さんの情熱は感じた。特にアンコールのラフマニノフの前奏曲はよかった。


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